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台湾の庶民的定食屋「自助餐」食べ方、注文方法まとめ

台湾の庶民的な食堂スタイル「自助餐」(ジージューツァン)についてまとめます。個人的には勝手に「自助飯(ジジョメシ)」と呼んでいます。

簡単に言ってしまえば、「自助餐」とはセルフサービススタイルの台湾式定食屋。お盆を持って流れ作業的に食べ物をチョイスしていくその購買システムは、日本でいうと学食や社食、あるいは讃岐うどんチェーン店(丸亀製麺、はなまるうどん)などに近いと思います。

基本的には右から左に流れ作業的におかずを選択していくのですが、店舗によって多少配膳ルールが異なります。この記事では僕が利用した「永信自助餐」(@台北MRT・永安市場駅)のスタイルをご紹介します。

▲勢い余って肉・魚類を選びすぎてしまった「マイ自助餐」。これで130元だったかな?ご飯、おかず、スープ(写真は冬瓜スープ)が基本形。


▲「自助餐」の店内風景。庶民的な食堂であり、気軽なファーストフード店のような雰囲気。

目次

◎「自助餐」基本的な流れ 買い方のハウツー

①お盆とお皿を用意!

「自助餐」では店内で食べる「イートイン(定食)」とお持ち帰りの「テイクアウト(弁当)」の二つのスタイルがあります。

まず店に入るとお盆とお皿が置いてあるので、それをゲット。※「イートイン」の場合はお皿を、「テイクアウト」の場合は紙の箱をお盆の上に置きます。(恐らく間違えても、店内で紙の箱で食べても大丈夫だと思いますが…。)

②「ご飯」をゲット

続いてはご飯です。「永信自助餐」では、入口でお盆をゲットすると勝手にご飯をよそってくれました(多分わかっていなかったので世話してくれたのだと思います)。正式にはご飯用の丸い紙皿を手に取り、店員に差し出すのかも知れません。ご飯を最初にくれる店と、会計前にくれる店があるようですね。

③お惣菜、おかずを指差し


そしてメインイベント。ズラーッと数十種類並ぶおかずたちの中から、歩きながら好きな物をチョイスしていきます。各ゾーンごとに配膳担当のおばちゃんが居て、おかずを指差すと「一人前」をお皿に盛ってくれます。値段は出ていませんでしたが、一品30元程度(1元=4円弱)かな?

ここで注意したいのが、膨大なおかず群は幅10メートル(?)に渡って置かれているので、ペース配分を考えて指差しをしていかないと、わけのわからない組み合わせになったり、最後の方で美味しそうなものが登場したりと、失敗が発生しがちなこと。

▲ジャジャーン。肉魚だらけのおかずセット完成(汗)。見た目はイマイチ。魚はホッケの塩焼きのような味で美味しかった。

④スープ

おかずの選択を無事終えると、いよいよ仕上げ。カップに入ったスープが置いてあるので、飲みたければピックアップします。「永信自助餐」ではスープは2~3種類(だったかな?)置いてあり、一つ10元程度。

⑤お会計

最後はお会計。渾身の選択により完成したマイ定食を会計に差し出すと、おばちゃんが金額を計算し、口頭で教えてくれます。おばちゃんは日本語、英語が使えないので、何言ってるのかわかりませんでした(笑)。

「自助餐」の相場は、大体おかず三品で100元前後、少し奮発して150元くらい。ヤマ勘で100~200元くらい出しておけば、足りなければ催促されるし、多ければ勝手におつりが来るでしょう(笑)。ぼったくりはないはず。

⑥お食事 お水

会計が済めば、空いているテーブルに好きに座り、食べることが出来ます。店内にセルフサービスのウォーターサーバーがありますので、お水、お茶はご自由に(無料でした)。

▲セルフサービスの「ウォーターサーバー」。暑い台北で、飲み放題の水、お茶が嬉しい。

⑦片付け

食べ終わると、セルフで片付ける必要があります。これはまるっきり「マクドナルド方式」なので、それほど戸惑うことはないと思います。

「環保箱」と書かれた店内ゴミ箱には三つの捨て口があります。
・一般垃圾
「垃圾」はゴミのこと。「一般垃圾」は一般ゴミのことで、マクドナルド的にいえば「燃えるゴミ」か。紙皿や箸などはこちらへ。
・資源回収
こちらは「燃えないゴミ」ということでしょうね。スープのフタなど、プラスチック系をこちらに入れればいいかと。
・??(字が読めない)回収桶
右側にはパカッと口をあけた残飯入れがあります。

▲マクドナルド的なゴミ箱。左から一般ゴミ、資源ゴミ、(右:見切れていますが)残飯入れ。

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